稼げるタクシー求人の見分け方

これからタクシードライバーへの転職を検討するにあたって、収入面が気になっている人もいるはずです。この点、タクシー業界ではほとんどのケースで完全歩合制か、基本給と歩合制が混在した、独自の給与システムを採用しています。このように一般的なサラリーマンとは異なる給与システムにより、努力や熱意しだいで大きく稼げる職業とも言えます。その一方で、営業努力がなかなか売上に結びつかず、思うほど収入が伸びないドライバーがいるのも事実です。特にドライバー未経験の初心者ではこの傾向が強く、単に努力や熱意だけでは限界があると言わざるを得ません。

したがって転職活動でタクシー求人を探す際には、仕事に慣れるまでの収入リスクを把握した上で、自分の脳力や経験に見合ったタクシー会社を選ぶことが大切です。そのためには稼げるタクシードライバーの条件を、あらかじめ理解しておくとよいでしょう。稼げるタクシードライバーの条件と比較しながら、自分の脳力や経験とのギャップを理解し、それを埋め合わせることのできる求人を探すほうが、転職後の収入面でも期待が持てるからです。

まずタクシードライバーで稼ぐには、いかにしてお客さんの乗車率を増やし、その逆に空車率をどのように減らすのか、効率的な営業がひとつのポイントになります。乗車率を増やすには、お客さんの多いエリアや時間帯に集中して営業したり、空車率を減らすなら、流し営業の時間帯を短縮することが求められます。そこで、求人を見分ける際に必要なポイントは、そのタクシー会社に稼ぎやすい環境や仕組みがそろっているのかという点です。例えば、研修期間中にお客さんの多いエリアや時間帯まで指導してもらえるか、無線配車や専用アプリを積極的に導入して、空車率の軽減に努めているか、さらに大勢の人々が集まるスポットを中心に、専用のタクシー乗り場を所有しているのか等、稼げる仕組みの充実度をチェックすべきでしょう。

乗車率や空車率に加え、客単価の高さも、稼ぐための重要な指標になります。特に長距離利用になればなるほど客単価が高くなるため、このようなお客さんを見つけるのが、稼ぐための秘訣。とはいえ、流し営業ではそう簡単に見つかるものではありません。そこで求人探しで大切になるのは、法人チケット契約数が多いタクシー会社を見分けることです。法人チケットのお客さんは、長距離利用で客単価が高くなる傾向があり、しかも常連客になるケースが少なくありません。このようなお客さんを見つければ、安定して高い収入が見込めます。