タクシーは夜勤が稼げる勤務時間なのは間違いなし

タクシーの勤務形態は一般的な会社員と違いますが、これには理由があるのです。タクシー利用者の立場からすれば、よほど金銭的に余裕のある方でなければ、毎日の通勤にタクシーは使用しないでしょう。たまに使用するケースはあるでしょうが、最も利用頻度が多いのは飲み会帰りという人が目立ちます。お酒を飲んでから自分のクルマは運転できませんし、バスや電車なども運行していなければ、タクシーを利用するしかありません。逆にいえばタクシー運転手にとって、深夜の時間帯は稼げるのです。

最初は日勤をしていたけど、収入が少ないので稼げる隔日勤務に移行したという人は少なくありません。都心は深夜でもタクシーを利用する方が比較的多く、終電を逃して交通手段がなくなった人も目立ちます。夜勤ではこうした人たちをつかまえられるので、必然的に稼げるのです。

ただタクシー会社のなかには、最初に日勤を提案してくるところも多いです。まずは日勤で問題なく働けるかチェックし、それから本人の希望を聞き入れたうえで夜勤のシフトに変えていきます。日勤から夜勤にシフトすれば、収入は1.3倍程度になると言われています。日勤で月収30万円を稼ぐ運転手ならば、夜勤入りすれば40万円近く稼げるのです。年間で考えれば100万円以上の差になるため、これは決して無視できないレベルでしょう。

夜勤シフトに入れてもらうためには、無事故無違反を継続することが重要になります。郊外では深夜の時間帯になれば人通りが少なくなりますが、逆に繁華街は大勢の人で賑わいます。通行人が多くなりますので、より事故を起こさないように気をつける必要があるのです。

ほかにも体調管理をしっかりと実施することも欠かせません。根性や気合いがあれば大丈夫というような甘い世界ではありません。仕事できっちりと結果を出している人は、体調管理ができているのです。自分に甘い考えを持っていると、何をやってもうまくいきません。夜勤入りをすると必ず睡魔に襲われるという人は多く、眠気が生じたときは仮眠を取るなどの対策が必要でしょう。

我慢して無理に乗り切ろうとする考えは得策ではないです。短期間ならば無理もできるでしょうが、長期勤続をするとなればそうはいきません。この記事も読まれています→気になる!タクシー運転手がクビになる事例 無理をしたツケは必ず回ってくるので、自分の体調はしっかりと自己管理してください。実際にたくさん稼いでいるタクシー運転手ほど、規則正しい生活を実践しています。健康的な身体があるからこそ、働く意欲やモチベーションも生まれてくるのです。