タクシードライバーが稼げる場所とその理由を徹底解明

稼げるタクシードライバーとはつまり、多くの乗客を乗せて稼働しているドライバーのことを指します。勤務時間中はなるべく空車・待機時間を無くすようにしなくてはいけませんが、それを実現するにはタクシーの利用客が大勢集まる場所を見つける必要があります。例えば大都市であれば大通りに面していたり、ターミナル駅であればタクシー利用者を見つけやすいでしょう。地方都市だと玄関口となる駅、空港・観光名所等の場所が稼げるところとなります。ここではより効率的にタクシードライバーが稼げる場所のピックアップとその理由について解説していくので、参考にしていただけると幸いです。

大都市は多くの人々が集う場所故に、タクシーの需要も高いように感じます。ところが実はその反対で、公共交通機関が発達していることで需要が少ないというのが実情です。さらに複数のタクシー会社が密集することで競争率も高くなっており、稼げるようになるには積極的な行動力を必要とします。一般的なタクシードライバーだと、各鉄道の駅前に設けられている停車場で利用客を待つ「付け待ち」をしますが、稼げるドライバーだとあえて駅を外します。その代わり市役所・病院といった公共施設付近で付け待ちをするスタイルを取っているのが特徴です。特に病院だとご高齢の利用客が多く、最寄りの駅はもちろんのこと遠方のご自宅までといった長距離の利用も望むことが可能です。

地方都市で業務に従事しているタクシードライバーの場合は観光名所で付け待ちをしつつ、一定間隔で各観光名所を巡ると稼げるようになります。大都市よりも公共交通機関が少なくタクシーが稼げる条件下にありますが、乗客のターゲットは地元住民ではなく遠方から訪れた方になる場所です。その理由は公共交通機関が発達していなければ自家用車の所有率が高いからです。先に述べた大都市の稼げる場所にあたる市役所や病院に向かう際も、地元住民だと自家用車を利用するのでタクシーの乗車率は下がってしまいます。しかし、遠方から訪れた観光客であれば各観光地に向かうための足となるタクシーを利用するので、必然的に稼げるというわけです。なお、大都市・地方都市ともに稼げる時間帯にも着目するようにしましょう。大都市であれば午前中から昼過ぎの、人の移動が活発になる午前9時~午後13時頃です。地方都市であれば観光客が利用する特急列車の発着時間帯となり、それぞれの場所で事前にリサーチしておくのが望ましいです。