タクシーの仕事をしている人の中でも、稼げる人と稼げない人がいますが、稼げる人の一番の特徴として挙げられるのが実車率が高いということです。移動している時間帯はずっとお客さんを乗せているため、長い距離を走れば走るほど稼ぐことが出来るのです。ではなぜタクシーで稼げる人の実車率が高いのかといえば、長距離客が多く乗車するエリアを知っているといことがあります。終電を逃してしまった人が多く乗ってくる駅や、お金持ちの多いエリアを中心にまわることで長距離の移動をする方も珍しくないので、そうしたエリアを稼げる人は重点的に攻略しています。
稼げる人はこの他にもタクシーを極めて効率よく運転しています。お客さんを乗せて目的地まで到着したら、その地域でまたある程度の距離の乗車を見込むことが出来るエリアを知っているので、そこでまたお客さんをまっているのです。稼げない人にありがちな長距離のお客さんを取ることができたからそこで満足するのではなく、またそこから先でお客さんを乗せていきたいという貪欲な気持ちを持っているからこそ、利用客が多いエリアも必然的に頭の中にインプットされるのです。稼げる人はある程度の時間を待っていてもお客がつかなかった場合には、また別のエリアで待機をする人も多く、一つのエリアに執着するのではなく臨機応変に待つ場所を変えています。こうすることで乗車率をあげることができ、無駄な待機時間を減らすことも出来ます。
タクシーで稼げる人は同じ運転手同士でコミュニケーションをよくとるという人が多い傾向にあります。なぜコミュニケーションを取るのかというと、どこのエリアでどれくらいの距離のお客さんを乗せたなどの世間話の中から自分の仕事に有益な情報を得るので、社交的で他の運転手とも気さくに話す人が多いのです。人気記事はこちらからも⇒タクシー運転手の基本のスキルと押さえておきたい会話術 タクシー運転手というと孤独な仕事で同僚ともコミュニケーションを取れないと思われがちですが、稼げる人は他の運転手にお客さんが頻繁に乗ってくるエリアを教えていたり、逆に他の運転手からも教えられている場合が多いのです。情報共有をまず大事にする人は稼げる人であるケースが多く、安定した収入を得ることができています。タクシー運転手の稼げる人は、転職を経て待遇を向上している場合も多くなっています。出来る限り歩合給も高く基本給も良い会社に転職をすることで稼げる人なっている人も多く、よりよい環境を常に求め続けているという人も多くいます。